みなさん、こんにちは。シュウです。
早速ですが、
信用建余力(信用新規建余力)
というのをご存知でしょうか?
株式投資で、レバレッジと言うものを行う際によく利用する手段がこの信用建余力となると思います。(実際、私はこれを使っています。)
今回、そんな「信用建余力」をあらゆる書籍よりも分かりやすく解説していきます。
Q:今回は、どんな人に役に立つ記事ですか?
A:投資を詳しく知らない、主に初心者の方向けの記事です。
大前提:
・借金した状態で株式投資はするべきではありません。
※この記事で言う「借金」は、信用買いのことではなく、あなたの総資産、
つまり全財産が、既にマイナスの状態のことを指しています。
・株式投資は、全額失っても困らないお金だけで行いましょう。
加えて、株式投資は、自己判断と自己責任で行ってください。
注意事項
あくまでもイメージを掴んでもらうために、ざっくりとした説明となります。
※「なんとなく」のイメージを持ってもらうことが、今回の目的です。
このため、各証券会社とは「信用建余力」の定義が異なります。
※どちらが正しいのかと問われれば、証券会社の方が正しいです。
繰り返しますが、本記事の目的は、「信用建余力」の本質的なイメージを掴むことにあります。
詳細はそれぞれの証券会社の「信用建余力」の解説ページをご覧ください。
SBI証券の場合
-株式注文ルール>信用新規注文>信用建余力とは…
楽天証券の場合
投資信託や確定拠出年金、NISAなら初心者に選ばれる楽天グループの楽天証券。SPUに仲間入りし、ポイント投資で楽天市場の…
【結論】信用建余力とは、○○のイメージ
見出しが長くなるので、○○としましたが、
結論としては、
信用建余力とは、クレジットカードのキャッシング利用可能額のイメージ
となります。
上記のように例えたのには理由が3つあります。
➀信用建玉余力はキャッシングと同じく、自分のお金ではなく、一時期的にお金を借りていること。
➁信用買いや信用売りなどで、使用しないことも可能。しかし、最大利用額は、キャッシングも信用建余力も事前に利用会社から定められていること。
→ 利用したくても、その会社が認めた金額までしか扱えないという点が同じです。
③当然、使用すれば、返済義務も発生するし、利子も支払うことになる。
→ 当たり前ですが、損をしても、返済しなければならないです。
- 例:信用建余力を使用して信用買い/信用売りを実施し、負けた場合を競馬に例えると……
- 100万円借りて、競馬で100万全額を投入して、30万しか勝てなかったと仮定します。
その場合、単純計算で70万負けていますよね?100万は借りたので返さないといけませんが、70万負けました。
この場合、100万を返済するためには、別途70万円も新しく借りなけばなりません。
しかし、手元には30万しかない。
※ 負けた分を取り戻そうとして、さらにギャンブルをして、
さらに負けたら、余計に資金繰りが悪化します。
理屈としては勝てばよいのですが、そういう時は冷静な判断が出来ず、余計に負けやすいです。
(私の株式投資のトレード経験に基づく、主観です)もし今すぐ返済する場合、
100万を借りても、負けなければ、収支は借金したマイナス100万だけでした。
しかし、70万負けたので、さらにマイナス70万です。100万借金しただけでなく、さらに70万の負債が上乗せされました。
つまり、負債額が170万に膨らみました。総括すると、競馬をしない方が、まだマシだったという結論になります。
競馬で例えましたが、これは、株式投資における信用取引でも同じような状況が起こり得ます。
※勝った場合でも利子とともに借りた分は返済はしますが、
利益となり、こちらはレバレッジの利点を引き出せたので、良いと考えます
上記のように、信用建余力の制度はクレジットカード会社のキャッシングと非常にそっくりだと、私自身感じています。
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さいごに
いかがだったでしょうか?
私自身、株式投資の読書についてのノウハウを書いていたら、当初の想定以上に良い内容が書けたと思っています。この記事が、皆さまのお役に立てれば幸いです。
※あくまでも株式投資は自己責任でおねがいしますね。
また他の記事もお読み頂けたら嬉しいです。
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よろしくお願いいたします。