みなさん、こんにちは。シュウです。
今回(2024年7月31日)の日銀の利上げ決定によって、結果として日経平均が暴落しました。
その結果、私も個人資産を一時的に減らしました。(まだ日経平均暴落前の最大時の個人資産にまでは完全回復していませんが、徐々に戻していってます)
しかしながら、破産や追証など、いわゆる退場クラスの致命傷はくらうことはありませんでした。
どうすれば追証や破産を回避できるのか?
について私なりの見解を解説していきたいと思います。
はじめに
大前提:
・借金した状態で株式投資はするべきではありません。
※この記事で言う「借金」は、信用買いのことではなく、あなたの総資産、
つまり全財産が、既にマイナスの状態のことを指しています。
・株式投資は、全額失っても困らないお金だけで行いましょう。
加えて、株式投資は、自己判断と自己責任で行ってください。
【結論】不安にならないメンタルと資金管理がすべて
究極的には、長期投資の場合、以下の2つに集約されると思います。
(短期投資≒投機は①だけかと思います)
これが出来ていれば、暴落しても嬉しくないですが、怖くはありません。
- 資金管理
- 保有している銘柄への深い理解(暴落してビビッて売るような会社はそもそも買わない。むしろ買いたいと思えるレベルの銘柄を保有していること)
補足:「銘柄」とは
銘柄とは、株の世界において、「会社」の別表現だと思ってください。
以下の内容は同じ意味です。株ではない世界か、株の世界で表現が違うだけです。
- この会社の将来性はどう思う?
- (株の世界)この銘柄の将来性はどう思う?
暴落への備え方➀~資金管理~
まずは、資金管理。
暴落への備えはこれしかありません。
暴落対策で、玉管理や現金ポジションも含めて、暴落の備えで資金管理なんて不要だという投資家・トレーダーはいないと考えます。
もっと具体的に言うならば、信用取引は基本行わず、現物のみで銘柄を購入する。そのうえで、なお、現金残高(いわゆるキャッシュ)をしっかりと確保しておくことです。
※私の場合、暴落しないと思っている間は、ごく短期間に(デイトレードなど)、フルレバレッジ(信用余力を限界まで利用しての信用取引)をすることもあります。しかしフルでなくても、信用取引の実施(レバレッジ)は、破産の可能性も隣り合わせになるので、基本的には止めて下さい。
信用取引は、証券会社からお金を借り受けてトレードしている状態です。これは当然ですが私は推奨しません。そもそも現金があるなら、わざわざお金を借りず(信用取引を実施せず)、現物で買うべきだと個人的に考えます。現金が足りない時に信用取引でたくさん買えますが、それは借金して買えているだけだと自覚しましょう。
※デイトレ中に暴落することもあり得ます。
目安は、各自の感覚によりますが、「これくらい現金を残しておいて、株もこれしか買っていない(○○円分までしか投資していない)から、たとえ大暴落して、株価が半減以下になっても、総資産は(たしかに減るが)致命傷になるほど全然減らないな。」
と言えるレベルです。
そのイメージは本当に正しいですか?
それが本当に正しいか判断する方法は、残念なことに自分自身で経験するしかありません。他人と自分は別ですから、ものの考え方も、捉え方も、精神的強靭度も異なります。
端的に言うと、想像と現実は別です。
事前予想(シミュレーション)では、「10万の損は大丈夫、よゆ―」と思っていても、いざ含み損10万円を直視すると辛くて損切したくなる事もあるかもしれません。
もしあったら、メンタル的に、耐えられない金額分の投資or株価が上下が激しすぎて、不安定な銘柄を選んでいる可能性があります。
暴落への備え方②~投資先への深い理解と信頼、そして自分自身への確信~
この理由は単純です。
信じられない会社ほど、株価が下落したときに、復活するのか不安になるからです。
これが将来を見越して、株価10000円は絶対に行く(だろう)という自分が期待して保有している銘柄が、株価2000円から暴落して1000円になったら、買いたいと思えるような会社に投資していくべきだと考えます。
自分の調査した結果、将来的に株価10000円に行くという自信があるなら、現金残高の確認をしながら、買い増していけば良いだけです。それで株価が上がらず、粉飾決算や上場廃止になったら、当然(大)損します。
しかしその場合、自分の銘柄選定=投資する会社を見る目がなかった(自分のスキル不足)、と反省して次に生かしましょう。
人間はミスをするが、レベルアップ(反省と改善)できる。
誰でもミスはありますし、私もミスします。
それでも昔よりも上達するのは、日々、反省しながら、改善案を考え、トライしているからです。
株の世界でも上達したいと望むのであれば、トライ&エラーは不可欠です。
ですから、自分が成長すると、銘柄の選別にも自信が出てきます。
そうやって、ミスはミスと認めつつ、何度もチャレンジしていくのです。
そうすれば、自分のトレードにも一貫性、ルールが次第に固まっていきます。
その結果、自分自身のトレードテクニックにも自信が持て、市場がパニックになっていても、爆下げ中でも、買いだと思えるときは、買う勇気と覚悟も付いていきます。
※それでも資金管理は常に意識しましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回は、日経平均大暴落の経験を得たので、私の意見を書いてみましたが、参考になれば幸いです。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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